みなさん
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
はじめまして。
おひさしぶりです。
しばらくです。
お待たせしました。
8月の投稿から
1年の半分ぶりのブログ更新です。
昨日、3月14日は
勤務先の生徒の修了式でした。
修了式といっても
式の内容は卒業式と変わらず
感動の連続の時間でした。
8月27日より
この日までの短い間でしたが
いち、講師として
教科指導をさせていただきました。
たった半年の間でしたが
自分なりに「目標」をもっていました。
それは
「名札」をもらうことです。
首からさげるタイプや
安全ピンのタイプなどさまざまですが
名札は生徒から名前を覚えてもらうためにも
とっても大きな力になると思います。
同時に名札は
学校の運営に携わる人間として認められる
証明のようなものであるとも考えます。
たかが名札と思う人もいるかと思います。
いや、それが普通でしょう。
上記のとおり
8月末という中途での採用であったこともあり
職員室の先生方の座席表や
個人ロッカーに僕の名前はありません。
ただ
下足箱に貼っていただいた
名前のシールにはとても感動しました。
もちろんですが
「名札をいただけませんか?」
と、ひと声お願いすれば済むのに
なぜだか、それを言えないでいた
自分の勝手で変な思いが邪魔していました。
「教師は授業で勝負する」
よく参考書などに書いてあります。
教育実習ぶり
約1年ぶりの教育現場
そして何より
はじめての勤務地
失敗の連続でした。
授業の予習だけでなく
今までの自分のイメージが
すべて崩れていきました。
特に高等部では
授業をはじめて4回で中間考査実施という
強行日程には毎日泣きそうでした。
しかし自分は
授業を行うだけです。
他の先生方は
授業以外の部分、業務を
毎日鬼のような量を処理されていました。
このままでは
本当の教諭になれっこない。
ちょうど自分の席の真後ろに広がる
中学部の先生方の姿を
ただただ見ないように
聞こえないように、震えていました。
「成長と時間は比例しない」
この言葉は修了式に
担任の先生から修了生に向けた
熱いメッセージのひとつです。
ここぞ、
という時間を見極めて
限られた時間を有効に活して
着実に成長すること
けっして時間が成長を助けるわけでは
ない
このように
自分勝手に解釈しました。
これまでの日々を思いだすと
「授業」という仕事を
ただの作業のようにしか
思っていない自分がいました。
そして失敗しても
次はうまくいくはず
と、特に工夫もなく繰り返す日々
当然、失敗し続けます。
担任の先生のこの言葉は
修了生と同じ、いやそれ以上に
自分の胸を熱くしました。
さて、文章・語彙力がなく
「名札」の話がどっかに飛びました。
読みにくくてすみません。
あるとき、
自分には名札なんていらない
そう思った瞬間がありました。
それは
職員室から教室に行くまでの廊下
廊下には
授業を担当する学級の生徒
担当していない学級の生徒
たくさんの生徒たちがいます。
その多くが挨拶だけでなく
名前で呼んで話しかけてくれます。
特に授業を担当していない生徒から
呼ばれたときはうれしくてうれしくて。
ようやく認められたと思いました。
名札なんて無くても
こんなに覚えてくれた生徒がいる。
タックルしてくる生徒や
上着をつかんで離さない生徒
ドラマかアニメのマネをする生徒
廊下を歩けば
たくさんの出会いがありました。
そして
修了式の日
最後の学活のあと
学級では記念撮影
自分は副担任でもないので
教室の外から小さく拍手してました。
なんだか少し大きく
そして立派にみえた生徒たち
昨日までは無かった見え方です。
黒板を背にして集合写真
すると
ある生徒から
「先生、写真入ってくださいよ」
私が担任の先生と撮るようにと拒むと
「いやです。感謝の気持ちを込めて
お願いします」
このときも
たった半年でしたが
その短い間で認められた気がしました。
撮影後、生徒たちからは
「ありがとう」の言葉の嵐
このときは、涙でよく見えませんでした。
目が細くて涙目を隠せてよかったです。
「はじまりとおわりは常に同じところにある」
やっぱり
「夢は叶えて、語るまで」
これまでの日々で知った、わかった
思いの数々をしっかり保存して
今後も前に進んでいこうと思います。
貴重な経験や充実した日々のすべて
本当にありがとうございました。
せめて、髪の毛を写して・・・(泣笑) |